帳簿付けって必要?!
いよいよ今年も、確定申告の受付が開始されますね。
講師業やハンドメイド作家さんとして活動されている皆さんのところにも
届いていますか?「平成29年度分の確定申告書」
CHIKAのおうちかごは、5度目の青色申告をします。
「開業届を出したほうがいいですか」
「青色申告ってしたほうがいいですか」と聞かれることがありますが
私の場合、きっかけは主人の一言からでした。
デザインフェスタへの出展後、
委託販売や、カルチャー教室から講座を開講しませんか?とお誘いがかかり、
PTA活動に変わり、わたしの生活の中心となったのは、
カゴ作りと、商品開発、キット製作など
家にいながら、自分のアイデア次第で継続できる仕事。
自分のペースでスケジュールを組み立てやすいことから、
その時流行った「今でしょ!」という言葉に背中を押され
起業塾や写真スタイリングの講座にも通ったり、
ハンドメイド作家さんと交流できる場にも昼夜問わず参加してしてしまい
家事も滞ってしまうほど、忙しくなった時期がありました。
そんな時、主人から
習い事感覚で生活費の一部を使ってカゴの活動をしているのなら
仕事そのものを見直すべきでは?という一言で
開業届と青色申告の手続きをして、帳簿付けを始めました。
生活費から捻出しているのではなく、
売上の範囲内で活動していることを数字で伝えるためです。
初めは、家計簿感覚、、、
数字で見える化される帳簿付けは、
私がカゴづくりを仕事として継続していくにはとても効果的でした。
今までの「コレ、使えるかも?」
「あれば使うから、いろいろな色を買っちゃおう」というような
趣味ならO.K.な感覚がなくなりました。
仕事として入ってくるお金がないことには
予算があるので必要な分しか材料が買えません。
何のために、どれくらいの材料を購入して、どのくらいの売上をつくるかを意識して
購入した後の価値を見直しました。
それとね、青色申告をするには、12月末〆で棚卸という作業をしなければなりません。
材料や商品の在庫がどれくらい残っているのかを数え、
在庫金額がどれだけあるのかを計算することです。
初めは、在庫は、見るだけでもどの色がどのくらいあるかが分かるので、
手間がかかる作業だと思っていたのですが、
価格設定を決める上で、在庫金額として把握しておくことが大事でした。
(この話しは、またの機会にブログに書きますね)
青色申告決算書の損益計算書には、期末商品(製品)棚卸高という欄があって
金額を記入する箇所があります。
これを解決するには、在庫管理表というものを作成しておくと便利です。
何から始めていいのか分からない方にオススメ「経営パック」
札幌の行政書士さんがハンドメイド作家さんに向けた
経営応援パックを販売しています。
実は私も購入済み。特に在庫管理表はとても便利なので活用しています。
このパックには、売り方や魅せ方は一切ありません。
その分、
法律のこと、
手続きのこと、
経理のこと、
確定申告に繋がる在庫管理などなど、
本やネットの情報ではあまり詳しく載っていないことに特化しました。
(株式会社ワタラクシアのHPより転載)
株式会社ワタラクシアのホームページにリンクしています。
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パックの内容を読んだ時は、とてもびっくりしました。
ここ数年、わざわざセミナーに通って習得した内容が
パソコン(経営パック)を開いただけで、解決できちゃう、、、
税理士さんや、行政書士さんに別料金で個別相談しなければ分かりにくい内容を
丸っとテキストと、動画で説明してくれています。
管理表の書式には、Excel(表計算ソフト)を使用していますが
難しいところは予め設定されているので
数字を入力するだけ。
なんでもスマホで済ませてしまうパソコンが苦手な私にでも出来ました。
私のようにいろいろな関連本を購入したり、
日程調整をしてセミナーに出かけるなら
断然、オススメですよ。
帳簿は12月末〆、申告は3月15日が期限。
これは毎年変わらないことなので、現在、勉強中の方や
これからカルチャー教室を開講、インターネットでお店を開業するという方は
今から帳簿付けの習慣を身につけてみてはいかがでしょうか。